コーヒーの賞味期限を知らないと最後まで美味しく飲むことができない!?

コーヒーの話
この記事を書いた人
たっちゃん

【年齢】1989年生まれ
【出身】和歌山
【職業】キッチンカーカフェ
【趣味】珈琲・ロードバイク
【ブログを始めたキッカケ】
お店で接客していると多くの方から「淹れ方・道具の選び方・保管方法」などの悩みが多かったので、隙間時間に見れるようにブログを始めました。

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家でコーヒーを淹れる時に香りがなかったり、酸っぱさを感じたことはありませんか?実は、コーヒーを淹れる多くの人が豆の味が変化することに不満を感じています。それは豆を購入するときに「焙煎日はいつか?」聞くことで解決できます。なぜなら、豆を購入するときに“焙煎日を聞く”ことで豆の賞味期限を知ることができ、美味しく飲める期間内に飲み切れるようになったからです。この記事では「コーヒーの賞味期限」と「豆の状態によって賞味期限が異なる理由」について簡潔に紹介しています。記事を読み終えると、最後まで美味しい状態でコーヒーを淹れることができるようになります。









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賞味期限内に飲み切ることでコーヒーを最後まで美味しく飲むことができる

購入したコーヒー豆で最後まで美味しいコーヒーを作って飲む為には、賞味期限内に豆を使い切って飲むことが重要です。いつもお客さんと会話していて、購入するときの豆の量が気になったので「コーヒーの賞味期限って知ってますか?」と聞いてみると、多くの人がコーヒーに賞味期限があることを知りませんでした。実は、コーヒーにもコーヒー豆にも賞味期限は存在します。豆本来の味わいを最後まで楽しみながら飲むには、豆の賞味期限が切れてしまう前に飲み切ることです。






コーヒー豆を購入するとき必ず”焙煎日を聞く”ようにしてください

コーヒーショップで豆を購入するときに“焙煎された日”を聞いていますか?実は多くの人が勘違いしていることがあって、それは購入日から◯日以内で飲み切れば良いと思っていることです。コーヒー豆は焙煎直後から酸化がスタートします。なので、ショップで購入するときは必ず「焙煎日はいつですか?」と聞くようにしてください。なぜなら、購入した豆の焙煎日が2週間前だとすると美味しく飲み切れるまでの期間も変わってくるからです。






誰も教えてくれないコーヒーの賞味期限

コーヒーの賞味期限

ここで言うコーヒーとはカップに注がれたコーヒーのことです。ドリップし終わったホットコーヒーの賞味期限は30分〜1時間と言われています。アイスコーヒーの場合は魔法瓶などに移したとして1日程味はキープできます。



コーヒー豆の賞味期限

豆の状態で購入した場合は焙煎日から約1ヶ月程度だと考えてください。粉の状態で購入した場合は焙煎日から1ヶ月以内且つ、粉に挽いてからは1週間程度が美味しく飲める期間だと考えてください。お店によって賞味期限は異なりますが、その理由は賞味期限の定義にあります。

粉で購入するときは、酸化が早まるので賞味期限に注意しなければならない。





賞味期限と消費期限の違い

賞味期限とは「美味しく食べることができる期間」消費期限とは「食べることができなくなる期間」です。なので、お店によって焙煎後1ヶ月が美味しく飲めるという考えや、1年は美味しく飲めるだろうという考えがあって、美味しいと感じる範囲が曖昧なので一概に「いつまでです。」と言い切るのが難しいです。






コーヒー豆の賞味期限が切れてしまうと香りが全くしない

賞味期限が切れてしまうと、豆に含まれるガスが完全に抜け切ってしまうので香りは全く感じません。お湯を注いだ時に豆が膨らむかどうかで確認することができます。味わいも簡単に言うと酸っぱさを感じてしまうので、早めに飲み切ってしまう方が良いです。
*コーヒー豆がいい香りを発する理由についてはコチラ






コーヒー豆の購入状態で賞味期限が異なる理由

コーヒー豆が酸化する原因は酸素・湿度・温度・光です。購入するとき”豆の状態で購入するか””粉の状態で購入するか”によって賞味期限が異なる理由は、豆と粉では酸素と触れる面積が異なるからです。(図参照)豆と粉が同じ体積だとしても粉の方が表面積が多くなり、酸素と触れる部分が多くなるので酸化速度も早くなります。なので、飲む直前に豆を挽くことが美味しく作るポイントです。
*コーヒー豆の正しい保管方法についてはコチラ

豆の状態だと酸素と触れる表面積は少ない
状態だと酸素と触れる表面積は多くなる。







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コーヒー豆を購入するときの注意点2つ

コーヒー豆を購入するときは必ず”焙煎日”がいつなのか聞いてから購入する

個人のお店だとほぼ教えてくれますが、チェーン店の場合は焙煎日がいつなのか不明な場合もあります。そういうお店では大抵の場合、空気を抜いて密閉にしているかガスを入れて酸化を遅らせたりと工夫されていますが、開封後はなるべく早く使い切ることで最後まで美味しく飲み切れます。



コーヒー豆は賞味期限内で飲み切れる量で購入する

豆だと約1ヶ月、粉だと挽いてから1週間が賞味期限です。焙煎日を聞いて自分の飲むペースと照らし合わせて購入する量を決めると良いです。良質な豆で焙煎したての豆を粉で購入しても、飲み切るまで1ヶ月かかってしまうと味は劣化するので注意してください。






本記事のまとめ

コーヒーには賞味期限があります。
  • ホットコーヒーだと出来上がってから30分〜1時間程度
  • アイスコーヒーだと魔法瓶に移して約1日程度
購入した状態で賞味期限は異なります。
  • 豆で購入した場合は焙煎日から1ヶ月程度
  • 粉で購入した場合は挽いてから1週間以内

購入するときは必ず「焙煎日を聞く」「賞味期限内に飲み切れる量を購入する」この2点に注意して購入してみてください。








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