【コーヒーの微粉が飛散!?】原因と解決方法を”プロが徹底解説”

コーヒーの話
この記事を書いた人
たっちゃん

【年齢】1989年生まれ
【出身】和歌山
【職業】キッチンカーカフェ
【趣味】珈琲・ロードバイク
【ブログを始めたキッカケ】
お店で接客していると多くの方から「淹れ方・道具の選び方・保管方法」などの悩みが多かったので、隙間時間に見れるようにブログを始めました。

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コーヒーは飲む直前に豆から挽いて淹れると香りが良く、豆の鮮度も長持ちするので多くのお客さんに飲む直前に豆を挽くことをオススメしています。ですが、豆を挽いたら“粉が飛び散ってキッチンが汚れる”ことで悩んだことはありませんか?今回は、粉が飛び散らない方法を写真を交えて簡単に紹介します。なぜなら、僕もこの方法で豆を挽くと”一切キッチンが汚れることなく”美味しいコーヒーを作ることができたからです。記事を最後まで読むと、今後飛び散る粉に悩む事なくコーヒーが作れるようになります。




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コーヒーの粉が飛び散る原因は摩擦による【静電気】

コーヒー豆をミルで粉砕すると、刃の摩擦によって静電気が発生します。その時に発生した静電気が原因で粉がミルの周りやカップの周りにくっつきます。つまり、静電気の発生を抑えることで粉の飛び散りが抑えられます。



静電気は季節・豆の種類で異なる

そもそも、すべての豆が静電気を発生させるわけではありません。湿気の多い夏場よりも乾燥した冬の方が静電気は発生しやすく、浅煎りの豆よりも深煎りの豆の方が多く静電気が発生します。(理由は豆に含まれる水分量の違い)


コーヒーミルに付いた粉を放置しておくと味に影響を与える

コーヒーミルに付着した粉を放置しておくと、付着した粉が酸化して味わいに影響を与えてしまう可能性があります。なので、豆を挽き終わったあとはキッチンペーパーやブラシなどで付着した粉を軽くふき落としてあげてください。




コーヒーの粉が飛び散らない解決方法

コーヒー豆をミルに入れる前に軽く水分を加えます。やり方はスプーン(箸でもOK)を水に潜らせて、そのスプーンで豆を軽くかき混ぜるだけです。ミルの刃による摩擦は避けられないので、豆の乾燥を抑える方法で静電気の発生を抑えます。少量の水が付いたスプーンでコーヒー豆をかき混ぜるだけで、静電気の発生を抑えることができます。





水分を加えるときの注意点

保管容器の豆に水の付いたスプーンでかき混ぜないで下さい。コーヒーを淹れるのに必要な分だけ別容器に入れておこなってください。保管容器に残っている豆の酸化の原因になってしまいます。




コーヒーミル・味わいへの影響

スプーンに潜らせた程度の水分だと、味わいもコーヒーミルにも影響は出ないので大丈夫です。






静電気を抑えることのできる電動ミル

水に潜らせたスプーンでかき混ぜることがひと手間だと感じる方は、静電気の発生を抑えた電動ミルがオススメです。少し値段は高いですが、コレなら何も考えずに普段通りに豆を挽くだけなので便利です。





実際に写真で見比べてみると?



本記事のまとめ

コーヒーを淹れる時に毎回コーヒーの粉が飛散することが悩みでした。本記事では、豆を挽くときに粉が飛散しない方法をお伝えしました。その方法は、コーヒー豆をミル挽きする前に水に潜らせたスプーンで軽くかき混ぜることです。これにより、静電気の発生を抑えることができるので粉の飛散はなくなります。ひと手間ですが、掃除もラクで味わいに悪影響を与えないので一度お試してみてください。





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