【コーヒー教室の先生が教える】ドリッパーサイズの正しい選び方

コーヒーの話
この記事を書いた人
たっちゃん

【年齢】1989年生まれ
【出身】和歌山
【職業】キッチンカーカフェ
【趣味】珈琲・ロードバイク
【ブログを始めたキッカケ】
お店で接客していると多くの方から「淹れ方・道具の選び方・保管方法」などの悩みが多かったので、隙間時間に見れるようにブログを始めました。

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コーヒーのドリッパーを購入するとき、サイズの選び方で迷ったとはありませんか?
実は、同じ条件でコーヒーを作ってもドリッパーのサイズが違うだけで、淹れ方や味わいが違ってきます。初心者の方が美味しく作れないのは、ドリッパーのサイズが適正でないことが原因です。今回の記事ではドリッパーの正しいサイズの選び方を紹介し、サイズが違うことで味わいにどう影響するかを紹介します。記事を最後まで読むとドリッパーの正しいサイズの選び方がわかるようになり、コーヒーも美味しく作れるようになります。




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初心者が見落とす「ドリッパーのサイズの選び方」

ドリッパーを購入するとき「どのメーカーが良いか?」「簡単に作ることができるか?」など、多くの選択肢がありますが、まずは「何人用のコーヒーを作るか?」という事だけを考えてください。なぜなら、ドリッパーによってはサイズ展開(1〜2人用もあれば1〜4人用もあったり)が異なるからです。コーヒーの作る量とドリッパーのサイズが合っていないと抽出が一気に難しくなり、味わいにも影響します。例えば、自分1人で飲む為なら1〜2人用サイズで作れますが、友達や家族の分まで作るとなると1〜2人用サイズではドリッパー内に粉が納まらなくなります。ドリッパーのサイズに適さない量の粉でコーヒーを作ると味は変わるので”大は小を兼ねる”という考えでドリッパーを購入すると抽出が難しくなり、美味しく作れません。





適したドリッパーのサイズの見つけ方

メーカーが推奨する1〜2人用サイズのドリッパーは、あくまでメーカー推奨の粉量に応じて記載されていることがほとんどです。なので、自分好みで粉量を調整(多く)している人はメーカーが推奨する1人前が何gか確認してください。そのうえで、自分は1人前で何gの粉を使うか考えて選ぶようにしてください。

この場合、2人前を作ると10gの差が生まれ1〜2人用サイズだと粉量に対してドリッパーのサイズが小さくなる。




アイスコーヒーを作る場合は大きめのドリッパーがおすすめ

アイスコーヒーを作るときは氷を入れて薄くなることを防ぐために僕の場合、ホットコーヒーの2倍の粉量で濃度の高いアイスコーヒーを作るようにしてます。すると、ホットコーヒーだと丁度だったドリッパーのサイズも粉量が多くなるので、粉量に対してドリッパーのサイズが小さくなります。






サイズによるドリッパーの違い







ドリッパーのサイズで味が変わる1番の理由

ドリッパーのサイズで味が変わる要因はいろいろ考えられますが、1番は“ドリップポットの注ぎ口との距離(高さ)”に違いが出るからです。コーヒーはドリッパー内の粉にお湯を湿らせてエキスを抽出して作られます。サイズが違うと粉の表面からドリップポットの口先からの距離が遠くなり、攪拌力が異なるので味に違いが生まれます。



攪拌力が異なる理由

大きいドリッパーで粉の表面までポットの注ぎ口を近付けようとすると、ポットの傾きが急になるのでお湯の勢いは強くなります。勢いとはスピード(流速)のことで、流速が強いと攪拌力が強くなり、弱いと攪拌力も弱くなります。この攪拌力の違いで成分の抽出のされ方に違いが出るので味わいが異なります。

ドリッパーのフチにポットが当たってしまって口先が表面まで届かない場合もある。






他にもドリッパーのサイズが抽出に与える影響

サイズによって穴の大きさが違う

円錐形のドリッパー(ハリオ・コーノ式etc)でよくあるのが、サイズによって穴の大きさが違うことです。穴のサイズが違うと同じ粉量だとしても、穴の大きいドリッパーは湯抜けのスピードが速くなるので、粉とお湯の接触時間が異なり味わいも違ってきます。大きいサイズのドリッパーの穴が大きい理由は、粉量が多くなっても目詰まりせずに抽出がスムーズにできるようにする為です。なので、穴の大きさが異なると湯抜けのスピードが違い、粉とお湯の接触時間が異なるので味わいが異なります。

写真のように同じメーカーのドリッパーでもサイズが違うだけで穴の大きさが違う。
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穴のサイズが同じドリッパーもある

ドリッパーのサイズに関係なく穴のサイズが同じメーカーもあります。なぜ同じ大きさかというと、ドリッパーが抽出をコントロールしてくれるタイプ(浸漬法)のドリッパーだからです。つまり、粉の量が違うと味わいも必然的に違います。淹れ方で味わいの調整ができないドリッパーで、味の引き出しが少なくなりますが初心者の方には最適です。

浸漬法とは粉が水に浸かった状態でコーヒーエキスを抽出する方法で、粉の層を通り抜けり間に抽出する方法を透過法という。

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お湯を注いだときの水位(粉の層)が違う

ドリッパーにお湯を注いだらドリッパー内の水位が上がり、そのときできる“粉の層”の厚さが異なります。ドリッパーのサイズが小さいと一度に注げるお湯の量は少ないですが、ドリッパーの直径が狭いので粉の層は高くなります。一方、大きいドリッパーだと直径が広い分、同じ量のお湯を注いだら粉の層は薄くなり湯抜けのスピードが速くなります。なので、大きいサイズのドリッパーで1人前を作ると味が変わってしまうので、”大は小を兼ねる”とは言えない。

直径が異なるので小さいドリッパーの粉の層は自然と高くなる





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本記事のまとめ

ドリッパーを選ぶときは“何人用のコーヒーを淹れるか?”を優先に考えます。理由は、ドリッパーのサイズが違うと同じ条件でも口先からの距離が違って淹れやすさが一気に難しくなり、粉の層の厚さが違って味わいも違ってくるからです。サイズの選び方は自分がコーヒーを作るとき、1人前で何gの粉を使っているかを基準に考えます。何杯分淹れても安定した味わいのコーヒーを作るにはドリッパーのサイズ選びが重要なので、1人前で何g使ってコーヒーを作るか明確にしてからドリッパーを選ぶようにしてください。

  • 自分が1人前で何g使っているか把握してから選ぶ。
  • 同じ条件でもサイズが違うと”淹れ方””味わい”は異なる。
  • “大は小を兼ねる”は成立しない。




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