1回でもキッチンカーで副業を始めてみたいと思ったことはありませんか?実はこの記事で紹介する方法で、誰でも簡単にキッチンカーで副業を始めることができるようになります。なぜなら、僕も実際にこの方法でキッチンカーを4年(継続中)続けることが出来ているからです。この記事では、キッチンカー開業(今回はコーヒー)からずっと続けられるようになるまでの方法を簡潔にまとめて紹介していきます。記事を読み終えると、今後会社からの収入以外に収益の柱を増やすことができるようになります。
多くの人が間違っているのは、はじめに『1つ』のことを決めていないから!
1番はじめに決めることは『ゴール』です。ゴールとは、副業を始めて最終的にどうなりたいのか?を決める事です。多くの人が間違うのは「ゴールを決めずに始める」事です。ゴールがないというのは、一生懸命に走っているつもりでも、それは迷子になっているのと同じ事です。なので、必ずゴール(目標)を決めてから始めましょう。途中でゴールが変わることも全然あるんで今のゴールで大丈夫です。

目標を決めてからスタートすると、迷子にならないし遠回りもすることもない。それに、自分の指針にもなるからやっていきやすいよ!
開業までの流れ〜準備・思考・継続〜
ゴールを決める
目標を決めないとダメです。なぜなら「本職にしたいのか?ずっと副業でやっていくのか?好きだからやりたいのか?」それによって準備が変わってくるからです。例えば、いずれ本職にしたい気持ちがあるなら新規顧客100人集めるよりも、毎回来てくれる10人のリピーターを作る必要があるからです。その為には最終的にどうなりたいかというゴールを決めておく必要があります。
車体購入
- 絶対的に中古車で十分!
- 営業の方向性を決める
- 車体内装
車体購入から準備に入っていきますが、この部分は大きく上の3つのカテゴリーに分けて解説します。
絶対的に中古車で十分!
いきなり新車購入は絶対にダメです。なぜなら、事業が上手くいく保証がないからです。計画はしっかり立てますが、上手くいくかどうかはやってみないとわからないです。例えば、計画をしっかり立ててやると成功するなら、みんな成功しています。重要なのは仮説を立てて改善していくことです。したがって、車体は初期費用が安く抑えられる中古車で十分です。*もっと詳しく知りたい人はコチラ

他の事業に比べると初期費用は安く開始できるけど、キッチンカー事業で考えると1番費用がかかるのが車体購入。金額が大きいと感覚が狂うけど「新車=売れる」お店ではない。
営業の方向性を決める
どういうコーヒーを販売するのか?例えば「ハンドドリップベース」「エスプレッソベース」どちらをベースにしてやっていきたいかによって初期投資の金額は変わってきます。こだわりの豆で作ったコーヒーを提供したいのか?可愛いおしゃれな映える商品を提供したいのか?もちろん、最終的に自分がなりたい「ゴール」によって変わってきます。ちなみに、ゴールが決まらないと無駄なリスクを背負うことになるので注意しましょう。
*ハンドドリップで淹れるならコチラをチェック!
*エスプレッソを淹れるならコチラをチェック!
車体内装
販売する商品の方向性が決まったら、提供までの導線を意識しながら棚を作ったり、機材の準備をしていきます。ここで大切なのは「必要な機材だけを揃えること」です。はじめから全部揃えたとしても、使わない可能性や使い勝手が悪い可能性があります。例えば、営業を始めると「この機能がないと効率が悪いなぁ〜」なんてことは山ほど出てきます。だから、商品を提供できる最低限の準備だけにしておきましょう。
各種許可申請

都道府県によって多少異なる部分が多いです。担当の保健所で聞くのが1番簡単で早いです。
食品衛生管理者
営業許可とは別に、食品を扱う許可として習得する必要があります。各都道府県の保健所に問い合わせして聞くのが1番早くてわかりやすいです。
移動販売営業許可
「露店営業・移動販売営業・飲食店営業」の3種類の営業許可があり、自分の業態(今回は移動販売)に必要な許可を習得する必要があります。費用が1番安いのは露店営業ですが、制限も多いです。各許可によって制限される範囲は異なります。保健所で問い合わせしてみてください。
営業場所確保
イベントメイン
副業でやるなら、イベントメインで出店していくことがおすすめです。イベントだと基本的には土日が多いので、本業に差し支えなく出店できるメリットと認知度up・集客も期待できます。ただ、雨天中止の可能性もあり得るので在庫管理の部分はロスが出ないように注意する必要がある。
スーパーの前などがメイン
平日or休日でも安定的に出店できる&リピーターができやすいメリットあり。1日の売上で見るとイベントに劣るが、長期間で考えるとリピーター獲得に繋がりやすい。
営業開始してからは・・・?
よく見かけるのは、ただ出店してるだけのキッチンカー。安定的に売れるまではある程度時間が必要です。出店中もしっかりと顧客データを取るクセをつけておきましょう。
顧客データとは?
- リピーター数
- 新規顧客数
- 購入単価
- 複数人来店
- 顧客層(地元民or観光客)
- 買われる商品etc
この他にも、どういった地域でどういった人が多いのか?人の行動から心理を読んで営業することも大事です。

例えば、暑い夏の白浜のビーチに来ている人は・・・
観光客かな?冷たい食べ物or飲み物がいいかな?特別感がある方がいいかな?
そう考えるとコーラを200円で売るより、みかんソーダを500円で売る方が理想的って考えになるよね!
開業後の流れ〜絶対的にコレをしないとダメ〜
どんな仕事も基本的には「仮説→実行→改善」の繰り返しです。最初はやる気があって、いろんなことを考えていても慣れてくると同じことの繰り返し(作業)になってくるのが人間です。だから、各データを参考に方向性は間違っていないか?次はどんな施策ができるだろうか?を考えて実行して改善の繰り返しです。
具体的販売方法〜施策〜
コーヒーにかぎらず、商品の販売方法はたくさんあって、絶対に「コレ」が正解ということはないです。その場・その時に合った販売方法が重要で、考え方としては人の行動を参考にして考えるとわかりやすい。
地元・周辺地域客メインだと
- 仕事帰りにスーパーに寄って買い物をする。のように、生活の一部に取り入れてもらえるような営業を目指す。言い換えれば「顧客との関係性を高める」営業。
- ポイントカードのようなリピーター向け施策や、買い求めやすい価格に設定するなど。
観光客や単発出店場所(イベント)メインだと
- 観光のついでに来店するような人が多い場所だと高単価が狙える一方で、提供速度や特別感が求められる。
- イベントなどの場合、来店者数(購入数)=売上みたいな部分があるので、こだわりよりも購入数を増やす努力が必要。*イベント出店についてはコチラで詳しく書いてます。
実際にやってみた施策
- 「市内で人気のキッチンカー」と立て看板に表記→来店者数up(他人が評価したものに興味が出る人の心理)*市内で人気の定義は明確にないので、ある程度売れているので記載しました。
- サブスク購入者さんの誕生日にメッセージ→関係値up
- コーヒーの淹れ方をレクチャーし、詳しくはブログへ〜と誘導→ブログ流入数up
- コーヒー豆のまとめ購入施策「まとめて購入がお得です〜」必要分だけ渡して残りはキープ、その都度必要な分だけお渡しする→来店回数up
- etc
本記事のまとめ
今回はキッチンカー開業から、事業をずっと継続してやっていくための方法を紹介しました。大まかな流れとしてはこのような感じになります。
- 開業前に『ゴール』を明確にすることで、準備する道具が変わってくる。結果的に無駄な買い物を減らす事ができる。
- 各保健所などの許可を習得する。
- 事業は完璧に計画を立てても上手くいく事の方が少ないので、初期費用は少なく抑える。
- 開業してからがスタートで、同じ事の繰り返しにならないように日々「仮説→実証→改善」の繰り返しを行う。
業態によって準備するものなど多少違いはありますが、大まかな流れはこのような感じです。ゴールの違いによっては、目先の利益よりも他に追求しないといけないことがあります。どうなりたいか?を想像することはすぐにできるので、一度考えみることから挑戦してみてください。


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