もっと早く知りたかった【たった3つでコーヒーが格段に美味しくなる】方法

コーヒーの話
この記事を書いた人
たっちゃん

【年齢】1989年生まれ
【出身】和歌山
【職業】キッチンカーカフェ
【趣味】珈琲・ロードバイク
【ブログを始めたキッカケ】
お店で接客していると多くの方から「淹れ方・道具の選び方・保管方法」などの悩みが多かったので、隙間時間に見れるようにブログを始めました。

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どうせ食べるなら美味しいものがいい、誰だって同じことを思いますよね?そして、これは食べ物や飲み物も同じでコーヒーにも当てはまると思っています。で、ネットで色々調べると思いますが、情報が多過ぎてどれがいいのかわからなくないですか?実は言うと、コーヒーを淹れる時に細かなルールみたいなものは存在しません。厳密に言うと「これをやった方が美味しくなる」みたいなことが多いんです。それくらい自由度の高い飲み物なんですが、今回はあえて絞るならこれはやったほうが良い!ってことを3つにまとめました。




本記事の内容

本記事は年間約3,000人のお客さんへ対面でコーヒーを作り、レシピ調整・悩み解決・ワンポイントアドバイスなどをしている僕が簡単にわかりやすい例えを交えてコーヒーの魅力をお伝えしていきます。今回はたった3つのことでコーヒーが格段に美味しくなる方法です。




最後まで読んでいただくとこうなります。

最後まで読んでいただくと、今飲んでいるコーヒーが美味しいと思っているならもっと美味しくなるor毎回美味しく作れるようになります。もしかしたら近所の喫茶店とかだと、このことを知らずにコーヒーを出してる可能性もあるくらいの内容なので、知識で同等もしくはそれ以上になれます。また、家でもカフェレベルのコーヒーが作れるので時間とお金の節約にもなる。




逆に【これをやったらダメ】ってことは知ってますか?

まず、やった方が良い事よりもやったらダメなこともあるので、そちらも前回記事の「コーヒーのNG行為」から確認しておいてください。では、これからやった方が良いことを紹介しますが、ものすごく数が多いです。なので3つまで絞りましたが、どれも重要なことなので最後までお付き合いよろしくお願いします。


ちなに、この3つのことをしないと・・・

一生美味しいコーヒーを作ることができません。そう言い切ってもいいレベルの内容です。逆にたった3つなので試してみる価値は十分ですし、これを知らずにorおこなわずにコーヒー好きなんて言ってると笑われて恥をかくので絶対に知っておいてください。




コーヒーを【格段に美味しくする3つのこと】

  1. 豆の量を計る
  2. 微粉を取り除く
  3. 道具を温める

知ってることもありましたか?僕はこれらの3つは手間のかかることだと思います。実際に僕も家でここまで丁寧に淹れるのは…ってなりますもん。笑 しかし、騙されたと思ってやってみてください。本当に美味しくなります。理由を知ればこのひと手間を行う価値がわかります。




豆の量を計る

当たり前なことですがちゃんとできていない人が多いです。ちゃんととは?多くの方が豆をメジャースプーンで計ってませんか?メジャースプーンは体積を計るもので、重さを計るものではないです。焙煎度合いによって豆に含まれる水分量が違うので重さは異なってきます。なので、豆は毎回しっかり計ること、それによって美味しくできた時の再現性が高くなるのでしっかり計りましょう。例えば、お米を炊くときに適当に水を入れるとご飯が固くなったり、ベチャベチャになったりするようにコーヒーの豆の量も仕上がりに大きく左右するのです。




微粉を取り除く

これはマニアック且つ手間です。そもそも微粉が与える影響は雑味や目詰まりによる過抽出、苦味をキツくしてしまうという影響があります。微粉を取り除く理由として、コーヒー粉はドリッパー内でお湯と触れ合っています。この時に粉の大きさ(粒度)がバラバラだと、過抽出や未抽出になるので、粒度を均等に揃える必要があるんです。でもしかし、粒度を揃えてもどうしても微粉が出てしまいます。微粉が出ないようにするには微粉そのものを取り除いてあげることが1番良いです。微粉を取り除くと味わいがクリアになって本来の美味しさを出すことができます。例えば、わかりやすく表現するとコーヒーの味を見極めるなら砂糖やフレッシュを入れるより、ブラックで飲む方が味がしっかりわかりますよね?ここで言う砂糖やフレッシュが微粉みたいなものです。要するに味わいがクリアになるってことです。




道具を温める

聞いた事はあるけどやっていない人が多いことNo1ですね。笑 道具を温める理由としては最後まで飲み頃の温度を保つためと、狙った温度で抽出するためです。実はドリップの際にお湯の温度が重要だということは結構多くの人が知ってますが、その時のお湯の温度とはドリッパー内のお湯の温度を言います。つまり、実質的な抽出温度とはドリッパー内で粉と触れ合っている時のお湯の温度のことを言います。この時にドリッパーが冷めていたらどうなるのか?注いだと同時にお湯の温度が下がってしまい、狙っていた抽出温度で抽出できなくなる。例えば、最近話題になってきていますが、災害時にカップラーメンを作るときにお湯じゃなくても、水で作ることもできるって知ってましたか?お湯だと3分程度だが水だと10分程度かかるのと同じで、コーヒーも道具とお湯の温度が仕上がりや味わいに関係してくるんです。





具体的なやり方

やった方が良い理由はわかってもらえたと思います。では、実際にやってみるにはどうすればいいのか?注意点はどこなのか?お伝えしていきます。




豆の量の計り方

これは簡単です。計りを用意して計るだけです。とは言え、計りがない場合はどうすればいいのか?なるべく体積を一定にすることを心がけるしかないです。こればかりは道具がないとむずかしいですが、毎回同じ焙煎度合いの豆で同じ味を出したいならば毎回一定になるように意識するしかないです。この場合に注意したいのは、誤差を少なくするという事を心がけるだけで大丈夫です。計りに関してはお湯の量だったり、蒸らしの時間なども管理できるので、持っておかないと損しますレベルの必須アイテムです。正直言ってこれがあるのと、ないのでは全く違います。




微粉の取り除き方

微粉の取り除くタイミングは豆を挽いてからです。専用の道具を使うとラクですし、専用の道具がない場合は茶漉しでも大丈夫です。やり方は挽いた粉を専用の道具or茶漉しにセットして軽く振るだけです。そうすると、微粉が下に落ちて粉と微粉が分けられます。この時に注意するのは、豆の状態からミルで挽いて微粉を取り除くと目方(重さ)が減るので計りで計るときは気持ち多めにしておきましょう。専用の道具はこちらです。一応載せておきます。

珈琲考具 パウダーコントロール コーヒー粉を入れて振るだけ 微粉除去で雑味除去




道具の温め方

どの程度の具合で道具を温めれば良いのか?これは、あらかじめ多めのお湯を沸かしてドリップする前にドリッパーをセットし、そのままドリッパーを通してサーバーにお湯を落とすだけで大丈夫です。沸騰したてのお湯を使う場合は、道具が温まったそのお湯をポットに戻してドリップするとドリップに適したちょうどいい温度になっています。





本記事のまとめ

コーヒーを美味しくする為にこれだけはやっておいた方がいいよってことがあります。

  1. 豆をしっかり計る
  2. 微粉を取り除く
  3. 道具を温める

手間に感じるかもしれませんが、格段に味わいが変わるので一度試してみてください。道具を使えばラクですが、道具を使わなくてもできる方法もあるのでちょっと時間に余裕のある時に飲み比べてみるのもありです。わずかな違いに感じるかも知れませんが、温かさの持続時間や、冷めた時の味わい(特に喉を通る時の感じ)に大きく違いが出てきます。いろんな方法で美味しいコーヒーの作り方はありますが、まずはこの3つからお試しすることをオススメします。



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