【2022年6月最新】誰でもできた!?現役カフェオーナーが忙しい主婦に教えるカリタ3つ穴ドリッパーの正しい淹れ方

コーヒーの話

お店でお客さんと会話していると、家でコーヒーを淹れているほとんど方が、カリタ3つ穴ドリッパーを使っていることに気がつきました。そして、多くの方が淹れ方がわからないという共通の悩みを抱えていることもわかりました。カリタのドリッパーは普及率が高く、手に入れやすいので持ってる方も多いと思います。実はカリタのドリッパーはある程度、道具が抽出をコントロールしてくれる便利なドリッパーで、簡単にコーヒーが淹れられるので忙しい主婦の方や、初心者の方でもすぐに淹れられる優れものです。ということで、今回はカリタ3つ穴ドリッパーの淹れ方を簡単に解説していきます。




本記事の内容

今からお伝えする内容を知れば今持ってるコーヒー豆の美味しさも上がるとともに、新しい豆を買っても美味しく淹れられるスキルが身につきます。結論から言うとそれはたった一つ、「ドリッパーの理解」です。




僕も抱いた悩み

僕も同じようにカリタのドリッパーに対してみなさんと同じように悩みを抱えていました。出来上がったコーヒーの味わいには毎回ムラがあり、せっかくのコーヒーが美味しくないという悩みです。実はそれはカリタのドリッパー自体が3つ穴であり、3つの穴から均等にコーヒーが落ちない事が原因でした。

お持ちのコーヒー豆がブラジルの方はコチラ

お持ちのコーヒー豆がコロンビアの方はコチラ






美味しく淹れる為のポイント3つ

  1. フィルターをしっかりセットする。
  2. ドリッパーの形状を把握する。
  3. 最初は真ん中、最後は「の」の字で注ぐ。




フィルターをしっかりセットする

まず、しっかりフィルターを折りましょう。先に底面を折り、次に側面の順にしっかり折る。この時、互い違いに折り込みフィルターにセットする。セットしたフィルターは浮かないようにしっかり折り目の部分を指で押さえる。*写真参照

ドリッパーの形状の把握

特徴①台形

台形型のドリッパーの特徴は、粉とお湯の接触時間が長く確保できるということです。つまり、抽出するにあたって浸漬式の要素が含まれている事です。ということは、粉からしっかりコーヒーエキスを抽出できる作りになっています。

特徴②3つの穴

同じ台形型でも穴が1つのメリタ社のドリッパーがありますが、カリタは穴が3つで横一列に並んでいるのが最大の特徴です。穴が3つだと何が違うのか?穴の数が多かったり、穴の大きさが大きいと湯抜けのスピードが速くなります。カリタの場合小さい穴が3つです。先ほどの穴が1つのメリタ社に比べると湯抜けは速くなります。また、穴が横一列に配置されている訳は一列に配置することで、ドリッパー内で粉の層を高く作る事ができます。(*図参照)これはつまり、お湯が粉の層を通り抜けるまで時間が必要になるので、仕上がりにコクのあるまろやかな味わいになるように考えられているからです。

↑Aのドリッパー

created by Rinker
¥440 (2023/03/23 20:45:06時点 楽天市場調べ-詳細)

↑Bのドリッパー




特徴③リブが長い

カリタのドリッパーはリブが長く入っており、台形型の特徴である粉とお湯の接触時間が長くなり過ぎないようになっています。





最初は真ん中、最後は「の」の字で注ぐ

「の」の字を書くように注ぐというのはカリタによって普及したとも言われております。初めの蒸らしは中心へ円を描くように注ぎ、2投目はコーヒードーム(膨らんだ豆)が崩れないように中心へ円を描くようにゆっくり注ぐ。3投目は2投目より少し勢いよく円を描くようにコーヒードームを広げるイメージで注ぐ。このコーヒードームをしっかり形成してから「の」の字を描くように注いでいく。3回で注ぎを終わってもいいし4、5投目と分けて注いでもいい。注ぐ量を細かく分けることで、抽出時間が長く確保できるようになり、よりコクのあるコーヒーに仕上がるようになる。好みで調節するとよい。
つまり・・

  1. 蒸らし=円を描くように注ぐ
  2. 2投目=中心から円を描くようにゆっくり注ぐ(膨らみが壊れないように)
  3. 3投目=中心から円を描くように2投目より少し勢いよく注ぐ(3投目で終わっても良い)
  4. 4投目以降は中心から「の」の字を描くように注ぐ






実際に淹れてみる(写真あり)

今回のレシピはコチラ。

  • コーヒー粉1人前:12g
  • ドリッパー&フィルター
  • お湯:220ml
今回のレシピだと2割程度のお湯の量は44mlとなる。



本記事のまとめ

カリタの3つ穴ドリッパーは注ぎの回数を細かく分けることでコク(濃度)に変化をつけることができ、お湯を注いでしまうとあとは落ち切るまで待っているだけでいいので、付きっきりでいる必要はありません。また、このドリッパーは多く普及しているのでフィルターも不便なく買い足しできます。なので忙しい主婦の方など、ずっとコーヒーに付きっきりでいられない方におすすめです。ドリッパーの価格・どこででも買えることから、これからコーヒーを淹れる人に使ってほしい商品の一つです。

今回、紹介したドリッパーはコチラです。最も有名で、一度は目にしたことある人も多いドリッパーだと思います。ちなみにハリオV60と比べると全く味わいの違うコーヒーになるのでびっくりしますよ?二つ目のドリッパーにお試ししてください。

カリタドリッパー 101D【1〜2人用】 | コーヒー用品 コーヒードリッパー ドリップコーヒー ドリップ珈琲 フィルター ドリッパー コーヒー 珈琲豆 カリタ アウトドア おしゃれ コーヒー豆 コーヒーフィルター グッズ ドリップ コーヒーメーカー バリスタ キャッシュレス 還元
カリタ フィルターレギュラー #101 (160587)










コメント

タイトルとURLをコピーしました