簡単♪スリーステップで美味しいコーヒーが作れる道具

コーヒーの話
この記事を書いた人
たっちゃん

【年齢】1989年生まれ
【出身】和歌山
【職業】キッチンカーカフェ
【趣味】珈琲・ロードバイク
【ブログを始めたキッカケ】
お店で接客していると多くの方から「淹れ方・道具の選び方・保管方法」などの悩みが多かったので、隙間時間に見れるようにブログを始めました。

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コロナの影響で外出を控え、お家時間を利用して新しいことに挑戦したいという人が増えてきています。その一つに“コーヒーを淹れる”ことを選ばれる方が多いと思いますが、今日はそんな初心者の方でも簡単に質の高いコーヒーが淹れられる道具を紹介いたします。毎日家でコーヒーを飲んでいるって方も是非、参考にしてみてください。一般的に知られている方法とは違うので新しいコーヒーの魅力と出会えるかもしれません。





初心者がコーヒーを自分で淹れたくない理由

いつも家で飲んでいるのに自分では淹れていないという方が結構います。お客さんにもその理由を聞くと「揃える道具が多い」など様々ですが、必ず口にするのが「淹れ方がわからない」「めんどくさい」でした。ですが、今回は用意する道具は1つで大丈夫です。





スリーステップで簡単に淹れられるのは「フレンチプレス」

フレンチプレスという淹れ方はご存知ですか?フランスで生まれた淹れ方で、「プランジャーポット」「コーヒープレス」「カフェプレス」など呼ばれることがあり、日本では紅茶などを作るときに使われる道具として使用されることが多いです。筒状でガラス製の容器の中に粉を入れてお湯を注ぎます。時間が経ったら、プランジャーと言われる板状のフィルター(金属製)を押し下げて出来あがりです。ペーパーフィルターで漉さないぶん、豆本来の味が味わえることのできる抽出方法です。

ハリオ HARIO ハリオール・ブライトJ 2杯用 THJ-2-HSV|プレス式|フレンチプレス 紅茶





先にデメリットを言っておくと・・・

これから詳しく解説をしていくのですが、先にデメリットをお伝えしておきますね。フレンチプレスはペーパーフィルターを通さずにコーヒーを作ります。なので後片付けが大変です。ペーパーフィルターの場合はそのままフィルターを持ってゴミ箱に捨てればいいのですが、フレンチプレスの場合はそのまま流してしまうとシンクが目詰まりしてしまいます。なので、どこでも簡単に作れますが後片付けが面倒という事も頭に入れておいてください。とは言え、簡単で質の高いコーヒーが味わえることは保証します。



僕は必ず初心者の方にフレンチプレスを紹介します。

初めて淹れる人には必ずフレンチプレスをオススメします。その理由は簡単・道具が1つ・豆の味がわかるからです。実際にこれからカフェを開業したいという方や、お店でコーヒーにこだわりたいという方にはオススメしており、取り入れていただいています。





フレンチプレスが美味しい理由

さて、前置きが長くなりました。フレンチプレスがなぜ簡単に美味しくコーヒーが作れるのか詳しくお伝えしていきます。


フィルターが特殊 〜エコにもなる〜

本来、コーヒーを淹れると聞くとペーパーフィルターを用意して…と思うかもそれませんが、フレンチプレスはフィルターを使いません。蓋と一体型になったプランジャーと呼ばれる金属フィルターを押し下ろすことで、粉とコーヒー液を分けて注ぎます。なので、コーヒーオイルも抽出されることから、ドリップコーヒーとは違った味わいのコーヒーが出来上がります。




道具が1つ 〜ヤカンで注いでもOK!〜

フレンチプレスはコーヒー専用のポットなどの道具も必要とせず、お湯を沸かしたヤカンでそのままコーヒーを作っても大丈夫です。つまり、ドリップコーヒーに求められる”注ぎ方の技術”は関係ないです。




再現性が高い 〜誰が作っても同じ味になる?〜

美味しいコーヒーを作る条件として再現性の高さが求められます。ひと言でいえば「毎回美味しく作ることができるか?」というのが求められます。フレンチプレスは手順が明確で淹れ手の技術に関係なく、レシピさえ守れば同じ味を簡単に再現できる抽出方法です。例えば、お店でもあらかじめ決めたレシピ通り作れば誰でも美味しく作ることができるというメリットがあります。




プロが飲み比べる方法に近い抽出方法

豆の品質を見比べるカッピングという技術があり、このカッピングとはバイヤーやバリスタが豆本来の味を確かめるため、道具や淹れ方によって味が違わないようにして飲む方法である。フレンチプレスはこのカッピングに、より近い抽出方法なので淹れ方による味の違いが出にくくて豆本来の味が楽しめる飲み方である。

ハリオ HARIO ハリオール・ブライトJ 2杯用 THJ-2-HSV|プレス式|フレンチプレス 紅茶






実際の淹れ方

実際に淹れ方の紹介をしていきます。今回はこちらのレシピで作りました。

  • 粉=12g
  • お湯=200㎖
  • 挽き目=粗挽き
  • 焙煎度合い=フレンチロースト

淹れ方のポイント!

  1. 沸騰したお湯を使う=抽出効率を高める効果と温度が下がらないようにするため
  2. 蒸らしは必ずやる=ガスを抜くことで粉とお湯がしっかり触れ合う
  3. よくかき混ぜる=攪拌することで抽出効率を高める

ステップ1:粉のセット



ステップ2:蒸らしと攪拌



ステップ3:完成

カップに移し終わった後はこんな感じになってます。



裏ワザ

フレンチプレスはペーパーフィルターを使いません。なのでコーヒーオイルも抽出されて美味しいコーヒーになるのですが、若干の粉っぽさを感じることがあります。それは微粉が一緒に注がれてしまうからです。その微粉を避ける方法として、出来上がったコーヒーをペーパーフィルターで濾せばより飲みやすいコーヒーになります。一度試してみてください。




本記事のまとめ

フレンチプレスは簡単で質の高いコーヒーが味わえる飲み方です。その理由は

  • プロもおこなうカッピングに近い抽出方法
  • 味の再現性が高い(時間・粉量・お湯の温度を守れば誰でも同じ味になる)
  • コーヒーオイルが抽出される

良質な豆ほどフレンチプレスがおすすめで、ハンドドリップコーヒーと全く違う味わいのコーヒーに仕上がります。今は百均でもフレンチプレスの道具が販売されていて徐々に人気が出てきています。お家時間を楽しくさせてくれるアイテムの1つであることは間違い無いです。是非、この機会にお試ししてください。ありがとうございました。

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