プロが使って本当によかったコーヒーポットオススメ3選!!

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この記事を書いた人
たっちゃん

【年齢】1989年生まれ
【出身】和歌山
【職業】キッチンカーカフェ
【趣味】珈琲・ロードバイク
【ブログを始めたキッカケ】
お店で接客していると多くの方から「淹れ方・道具の選び方・保管方法」などの悩みが多かったので、隙間時間に見れるようにブログを始めました。

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コーヒーを淹れる特殊な形状をしたポットは「コーヒーポット」「コーヒーケトル」と呼ばれていて、美味しいコーヒーを淹れるには欠かすことのできないとても重要な役目があります。しかしながら、その重要性をしっかりと理解できていない方が多いので今回は、ポットの重要性を初心者でも理解できるように簡単に説明し、実際に使ってオススメしたいポットを3つ紹介します。この記事を最後まで読むと、今後コーヒーポットを購入するときの選び方がわかり、お湯を注ぐときに注意するポイントがわかるようになります。






コーヒーポットが重要な理由はお湯のコントロールができるから

コーヒーポットが必要な理由は、注ぐお湯のコントロールがしやすいからです。お湯がコントロールできると粉全体に素早くお湯をかけたり、一度に注ぐ湯量のコントロールができるようになったりと注ぎ方が安定します。「毎回味が違う」と悩まれている方がいますが、注ぎ方が不安定になっていることが原因という場合があります。逆に言えば、注ぎ方で味に変化を出すこともできます。そういった時にはこの道具は必須です。






狙ったところに注げるから抽出が安定する

初心者でも安心。コーヒーポットの簡単な選び方

コーヒーポットには多種多様なデザインもあり、それぞれ機能も異なってきます。自分が家で使うときにこの機能は必要なのか確認しながら選ぶことが大切です。また、形状の違いによってポットに向き不向きな注ぎ方もあります。違いを理解して自分のコーヒースタイルに合ったポットをお選びください。




形状

形状の違いが大きく出るのは注ぎ口首の形状です。主に注ぎ口は細口と鶴口の2種類があり、首の形状は直線的なものとS字になっているものがあります。これは、素材の違いによる加工のしやすさが影響しているからです。




注ぎ口が細口

最も一般的な形状。注ぐお湯の線を一定に保ちやすく、狙った位置にお湯を落としやすいので初心者にはおすすめの注ぎ口。




注ぎ口が鶴口

注ぎ口が鶴のクチバシに似ていることからそう呼ばれるようになった形状。傾き加減で一滴ずつ点滴のように注いだり、湯線を太く勢いよく注いだりできるのが特徴。中級者以上の方におすすめの注ぎ口。






首の形状が直線的なもの

ポット本体から注ぎ口までの形状が直線的に作られているポットのことです。ホーローなどの加工しにく素材のポットで見かけることが多く、真っ直ぐ直線的に作られているので傾け加減で一気にお湯が出てきます。お湯に勢いが出るので攪拌力が強くなるというメリットが生まれますが、注意点は一投目を注ぐ時にお湯が勢いよく出過ぎてしまって、思ったよりお湯が出てしまうということが結構起こってしまいます。



首の形状がS字になっているもの

多くのポットはS字のように加工されています。S字に加工する理由はポットを傾けた時にお湯の勢いを消す効果を生む為です。先ほどの直線的なものと比べると、曲がっているせいでお湯のスピードが消されて勢いよく飛び出すことを防げて、狙ったところに必要な量のお湯を注ぐことができます。


素材によっても選び方のコツがある

コーヒーポットに使われる素材はステンレス・ホーロー・銅の3種類です。それぞれの素材の特徴によって手入れの仕方など異なってくるので簡単に紹介します。






ステンレス

  • 耐久性がいい
  • 手入れが簡単で錆びにくい
  • 価格が安い
  • 保温性が低い(薄いステンレスだと冷めやすい)
  • 初心者向けの形状が多い


ホーロー

  • お湯が冷めにくい(保温性◎)
  • 錆びにくい
  • 汚れも落ちやすい
  • 衝撃や急激な温度変化に弱い(破損しやすい)
  • 加工が難しく鶴口が多い(中級者以上向け)
  • インテリアとしてもオシャレ


  • 熱伝導率が高い◎
  • お湯がすぐに沸せられる
  • 見た目がエレガント
  • 長く使うと黒っぽく変色しがち
  • 手入れが少し手間





実際に使ってよかったオススメのポット3選

実際に僕が使って良かったポットを3つ紹介します。


オススメのコーヒーポット①

この商品の1番のオススメポイントは温度計が一体になってるところです。コーヒーは温度管理が非常にシビアで、温度は味に大きく影響を与えます。毎回計らなくてもひと目でわかるのは使い勝手が良すぎます。あとはガス火とIHの両方に対応している部分も助かります。僕のようにイベントでコーヒーを淹れる時に、イベントによっては火気厳禁のところも稀にあるので、IHでも使えるのはすごく便利です。安価で扱いやすいステンレスなので長持ちしますし、買い替えることがあっても破損して買い替えるという事はないと思います。



オススメのコーヒーポット②

この商品の1番のオススメポイントは注ぎ口が”極細口”なところです。家でコーヒーを淹れる時に使います。極細口なのでゆっくりお湯を注ぐことができ、抽出までの時間を長くすることができなす。点滴のように一滴ずつお湯を落として膨らんでいく豆を眺めている時間は最高です。このコーヒーポットと相性が良いのはコーノ式のドリッパーです。*コーノ式ドリッパーの魅力はコチラ
ある程度コーヒーを淹れた経験がある人で、点滴抽出に挑戦してみたい人は絶対にコレがオススメ!点滴抽出に慣れるまで回数は必要ですが、他の注ぎ方では出せない味わいを引き出してくれます。注意点としてはお湯の線が細くなりがちなので、しっかり攪拌させる必要があります。



オススメのコーヒーポット③

こちらの商品の1番のオススメポイントはコンパクトなサイズというところです。持ち運びに適しているので、アウトドアや車内泊の時でも場所を取らないサイズ感なので1つは持っておきたくて買いました。サイトには記載されていないので試していないですが、直火・IHに対応していないので別でお湯を沸かして移し替えて使っています。沸騰後にお湯を移して約1分ほど放置するとドリップに適温の90℃前後まで下がるのでアウトドアでもしっかり抽出できます。注意点は、お湯の線が細いのでしっかり攪拌させながらドリップすることです。





コーヒーポットは必ず買わなくても代用できる?

コーヒーポットはコーヒーを淹れるのに向けて作られた道具です。そのためだけに購入するのは少し悩むという方は軽量カップや紙コップで代用できます。コーヒーポットを使うメリットは”お湯のコントロールができる”という部分です。つまり、専用のポットを使わなくてもお湯さえコントロールできれば問題ないです。


コーヒーポットの代用に適した条件とは?

お湯の注ぎ口が細くなっているものや、尖っているものであれば代用ができます。例えば、紙コップでもフチを少し折って尖らせればお湯を細く注ぐことが可能です。*ただし、火傷の恐れもあるので自己責任でやってください。取っ手のついた計量カップは安全に注げますが、素材がプラスチックの物が多く熱いお湯を注ぐとひび割れする可能性があるので注意です。




紙コップで代用するなら・・・




計量カップで代用するなら・・・






本記事のまとめ

コーヒーポットはお湯を注ぐ時にお湯のコントロールがしやいように作られており、その形状によって注ぎやすさが変わったり味わいに違いを出せるコーヒー専用のポットです。

注ぎ口が細口

  • 最も一般的な注ぎ口
  • 初心者でも簡単に使える
  • 安価な商品も多いので購入しやすい

注ぎ口が鶴口

  • 点滴抽出ができる
  • 中級者以上の人向け
  • 湯線を太くし、一気に注ぐことができる

首の形状が直線的

  • ホーロー素材に多くインテリアとしてもオシャレ
  • 勢い良くお湯が注げる
  • 慣れるまで時間がかかる

首の形状がS字になっている

  • お湯のスピードを減少してくれる
  • 初心者でも狙ったところにお湯が注ぎやすい
  • 意図的にしないと勢い良く注げない


コーヒーポットの代用方法も紹介しましたが、できれば専用のポットを使う方が安全に注ぐことができます。注ぎ方だけでも味がバラバラになるので、家で淹れる人は必ず1つは持っておきたいです。

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