コーヒーを淹れる時に蒸らしをするのは多くの人が知ってますが、何故?蒸らしをするのか理解はできていますか?実はこの記事で紹介する『蒸らしの徹底的理解』を読むことで、何故?蒸らしが必要なのか理解することができます。何故なら、僕も実際に「蒸らし」が必要な時と必要ないときの違いについて考えた時に「蒸らし」自体を理解することで必要性が理解できたからです。この記事では、蒸らしが必要な理由を詳しく紹介します。記事を読み終えると、今後蒸らしをすることに対しての必要性と理解度が上がり、今まで以上にコーヒーのエキスを抽出できるようになります。
自己紹介だけさせてください。
地方に住むコーヒーが好きな33歳です。【自分でお金を稼ぎたい】そんな想いで脱サラして起業。右も左も前も後ろもわからない状態で、コーヒーの豆販売の代理店を開始。
営業経験ナシだったので当たり前に売れることなく、悩んでいた頃に「自分で作って売ればいい」と考え露店営業開始。
不便な場所にこそ需要があると考え、不便な場所で出店を開始したが、本当に不便過ぎて路頭に迷う。(笑) このときに今のままじゃダメだと思い、キッチンカーを購入。現在はイベント・スーパーの店先で出店し、コーヒーの魅力を伝えるために教室も開催しています。
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結論:蒸らしとは『抽出の準備』
蒸らしとはコーヒーエキスを効率良く抽出するための準備のことを言います。この準備ができていないとコーヒーの味が薄くなったりして、未抽出になってしまいます。なので、準備がしっかりできるようになることが美味しいコーヒーを作る第一歩となります。
よくある「蒸らし」の間違った理解
とりあえずちょっとお湯をかければ良いと考えている人もいれば、「豆が膨らんだから良いんだ!」「膨らまないから失敗だ」と勘違いしている人がいますが、実は豆が膨らむかどうかはさほど重要ではありません。
なぜ、蒸らし(準備)が必要なのか?
準備が必要な理由はズバリ!!コーヒー豆から抽出される成分がごくわずかだからです。実は、コーヒー豆に含まれる成分のうち約7割は水に溶けません。つまり、コーヒーはどんなに完璧に抽出できたとしても3割の成分しか抽出することができないんです。しかも、お湯を注いでわずか3分程度でコーヒーの成分を水に移行させないといけないことになります。なので、蒸らしの段階でしっかり準備しておかないと、味の薄いコーヒー(未抽出)になってしまうんです。
蒸らしが必要ない場合は?
とは言え、蒸らしを必要としない抽出方法があります。抽出方法には浸漬法と透過法があり、ハンドドリップは透過法です。簡単に言うと、コーヒー粉の層をお湯が通り抜けて作られる方法が透過法。粉がお湯に浸かった状態で作られるのが浸漬法です。この時、浸漬法では蒸らしはしなくても大丈夫です。その理由は、粉がお湯に浸かっている時間が長いからです。透過法は注いだお湯が下に落ちてしまうので、準備が必要になります。ちなみに、前回紹介したハリオV60 MUGENのドリッパーは一見透過法ですが、浸漬法の要素も含んでいるので蒸らしがなくても大丈夫というわけです。
蒸らし(準備)を〇〇に置き換えて考えると重要性がわかる!?
例えば野菜炒めを作る時に、先に必要な野菜をカットしてから炒めますよね?ひとつずつカットしてから火にかけて、また次の野菜をカット…と、してしまうと焦げてしまいますよね?なので最初に炒める野菜を全部カットして準備しておくのと同じように、コーヒーもお湯が落ち切ってしまう前に準備が必要なんです。
準備の蒸らしをしっかりすることでコーヒーの魅力をしっかり引き出せる。
コーヒーの成分は約3割しか水に溶けません。なので、効率良く成分を移行させるために蒸らし(準備)が必要なんです。
本記事のまとめ
今回の記事では『蒸らし』の重要性を紹介しました。蒸らしをしっかり理解することで、コーヒーの魅力をしっかり引き出せるようになります。味が薄く感じたりする場合は未抽出になっていることがあるので、蒸らし(準備)をもう一度しっかり見直して成分をしっかり移行させてコーヒーを作ってください。
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