カフェでコーヒーが美味しくて、豆を購入したが、家で淹れるとなぜか美味しくない…
こんな経験はありませんか?実は、営業中にお客さんによく聞かれる質問なんです。この問題を放置しておくと一生珈琲は美味しく作れません。よく豆をコロコロ変える方もいますが、豆を変えても味は美味しくなりません。理由はコーヒーが作られる仕組みを理解していないからです。なので今回は、コーヒーが美味しく作られる仕組みを紹介します。最後まで読むと、今ある豆でも十分美味しく作ることができて豆の魅力を最大限引き出せるようになります。
自己紹介

地方在住コーヒー好きの33歳
【自分でお金を稼ぎたい】
そんな想いで脱サラして起業
・コーヒー豆の代理店を開始
・売上ゼロスタート
・「自分で作って売る」ことを決意
・露店営業から開始
・現在はキッチンカー営業
・コーヒー教室も定期開催
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コーヒーの作られ方を理解する
コーヒーとは化学です。みたいなことを言うと難しいので簡単に解説すると、コーヒーの抽出とは言ってしまえば、コーヒーの成分を水に移行させることを言います。つまり、美味しいコーヒーの条件として、しっかり成分を引き出せていることが条件になります。では、成分の移行とは?
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成分の移行とは?
わかりやすく言うと、コーヒーが持っている成分(味・苦味・酸味etc)を水に移して飲める状態にすることです。料理で言えば出汁を取るみたいなイメージでOK!つまり成分を『A(豆)』から『B(水)』に移すことでコーヒーが完成する。ドリッパーの中で成分の移行作業をすることになります。
成分の移行には十分な時間がない!?
コーヒーを淹れたことのある人ならわかると思いますが、抽出時間は5分程度です。しかも、お湯を注いですぐに下に落ちてしまう分もあるので粉とお湯が触れ合っている正味の時間はごくわずかです。つまり、成分の移行はかぎられたわずかな時間で行う必要があり、その時間は短いということ。
成分の移行(抽出)のステップはこの3つ!
- 抽出効率を高める。
- 抽出の準備をする。
- 抽出する。
抽出効率を高める
豆の状態だと成分の抽出はできません。豆をコーヒーミルで挽くことでお湯と触れる表面積が多くなって、抽出効率を高めます。このとき、粉が細かくなればなるほど成分は移行しやすくなりますが、細かすぎるとドリッパー内で目詰まりを起こすので注意が必要です。
抽出の準備
ドリッパーに粉をセットしたらお湯を注いでいきますが、いきなり大量のお湯は注ぎません。理由は粉がまだ抽出の準備ができていないからです。先ほどお伝えした通り、抽出時間はわずかです。なので、粉に対して「今から抽出するぞ!」という準備をさせます。これが蒸らしです。
抽出する
準備ができたら抽出です。全体にムラなくお湯をかけて成分の移行をしてコーヒーの出来上がりです。

本記事のまとめ
ざっくりと説明しましたが、主に3つのフェーズを経てコーヒーは完成します。水と豆しか使わないので「注ぐだけ」でも違うと味はブレます。当然、使う道具が違うだけでも味は違ってくるので、お店と同じ味にするにはある程度同じ道具を使う必要があります。でも僕は、このコーヒーの表現の多さにハマってより一層好きになりました。同じようにコーヒーが好きな方もこのブログで楽しさを共有できれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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