インスタントコーヒーをもっと美味しく作れないか悩んだことはありませんか?実は、ひと工夫するだけで美味さを格段に上げる方法があります。僕も実家で、インスタントコーヒーしかなかったときにこの方法を実践して作っています。今回はインスタントコーヒーをさらに美味しくする方法を4つ紹介します。この記事を最後まで読むと、いつも飲んでるインスタントコーヒーをもっと美味しく作ることがができるようになります。
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お客さんのほとんどが感じているインスタントコーヒーの不満
会話の中でインスタントコーヒーを利用している人が案外多いことに気づきました。手軽に飲めるという意見が多かった一方で、味が薄いという不満を抱いている人も多くいることがわかりました。
インスタントコーヒーの味が薄くなってしまう理由
味が薄くなってしまう理由は、お湯と粉のバランスが悪いからです。インスタントコーヒーは簡単に作れますが、粉の量を適当に決めている人が多いです。なので、改めてインスタントコーヒーの美味しい作り方を紹介します。
インスタントコーヒーを美味しくする4つのテクニック
蓋を丁寧に開ける
はじめに外蓋を開け、紙でフタがされている内蓋を剥がします。この時、内蓋を完全に綺麗に剥がすか、ふちの部分だけ綺麗に残すかどちらかにしてください。なぜなら、外蓋を閉めた時に容器と外蓋が完全に密着するためです。たったこれだけで鮮度の長持ちが違ってきます。
粉をしっかり計る
インスタントコーヒーになると粉を適当に入れる人が多いですが、意外と強い味が出るので粉を多く入れ過ぎないように注意してください。メーカーによって使用する粉量は違いますがしっかり計ることが大切です。
粉を入れるときの注意点
メーカーによって使用する粉量は違いますが、多くのメーカーはコーヒーカップ(約130ml)に合わせてレシピを記載しています。マグカップなどでコーヒーを作る場合はレシピ通りの粉だと味が薄くなってしまうので注意して下さい。
お湯で練る
ほとんどの人が粉を入れたら必要量までお湯を注ぎますが、はじめに少量のお湯を注いでスプーンなどで粉をよく練ります。しっかりと練ることで粉を完全に溶かしてコーヒーの原液を作ります。そうすることでお湯に成分がよく溶けて、風味がしっかり感じられるようになります。
高温のお湯を使う
インスタントコーヒーを作るときに使うお湯の温度は95℃くらいの高温がおすすめです。高温のお湯で粉を溶かすことでフレーバーがより引き立ち、コーヒーが良くなり美味しく仕上がります。
飲み方によってインスタントコーヒーを使い分ける
インスタントコーヒーですが、実は種類が2つあるってご存知でしたか?インスタントコーヒーはコーヒー液を作ったあとに粉末に加工して作られます。その粉末にする製造方法で「フリーズドライ製法」「スプレードライ製法」の2種類に分けられます。それぞれの違いを理解することで、インスタントコーヒーを美味しく作れるようになり、正しく活用することもできるので紹介します。
フリーズドライ製法
フリーズドライ製法は、作ったコーヒー液をマイナス40度の冷気で一気に凍結させる製法。コーヒー液を真空にかける事で水分を飛ばすので小さい熱で蒸発させることができるます。メリットは香りをできるだけ残した状態で乾燥させることができるところで、デメリットは製法に手間がかかることから価格は若干高めなところです。フリーズドライ製法はブラックで香りと共にコーヒーを楽しみたい人にオススメです。
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スプレードライ
スプレードライ製法は、コーヒー液を霧状で噴射し熱風で水分を飛ばす製法です。霧状から粉末になるので粒子が小さくて溶けやすく、水でも溶けるのでアイスコーヒーも簡単に作れます。メリットはフリーズドライに比べて量産が可能なので価格が若干低く、コスパが良いところです。デメリットは熱を加えるので香りを大幅に失い、苦味が際立つところです。ブラックではなくアイスコーヒー・カフェオレが好みの方向けです。
フリーズドライとスプレードライの見分け方
粒子が細かいのが「スプレードライ製法」粗いのが「フリーズドライ製法」粒子の大きさが一目瞭然。
本記事のまとめ
昔と比べてインスタントコーヒーはものすごく進化していて、手軽なのでドリップコーヒーよりも定着しているかと思います。ですが、手軽さ過ぎて作り方が雑になっている人が意外と多いので簡単に美味しく作れる4つのテクニックをまとめました。
簡単に作れるから美味しくないわけではなく、正しく作れていないから美味しくならないことの方が多いです。4つのテクニックを押さえて作ると見違えるほど美味しくなります。毎日コーヒーを飲む方はぜひ参考にしてみてください。
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