コーヒー好きの皆さん、朝からハンドドリップでコーヒーを淹れて飲まれている方はいますか?そんな事できるのは理想で、実際は忙しい朝にのんびりコーヒーを淹れている時間なんてない!そんな方がほとんどだと思います。それでも必ず1日の始まりはコーヒーから…って思いますよね?ということで、今回はハンドドリップで淹れるのとほとんど変わらず、美味しく作れるコーヒーメーカーを価格・性能面を中心に3つ紹介させていただきます。
本記事の内容
ハンドドリップで年間3,000杯のコーヒーを作る現役カフェオーナーが、忙しい朝でもめちゃくちゃ美味しいコーヒーを作ってくれるコーヒーメーカーを価格・性能面を中心に3つに絞って紹介する内容となっています。
コーヒーメーカーって?
まず、コーヒーメーカーって聞くと多くの人が「ハンドドリップに劣る」と思いがちですが、コーヒー屋さんからのリアルな意見としては、下手に自分で淹れるよりよっぽど美味しく淹れられます。ほとんどの家庭用コーヒーメーカーの抽出方法はドリップ式で、透過法になっています。ハイグレードのものになれば、カフェラテなども全自動で作ってくれますが、価格・手入れの面から見ても普段使いには僕はオススメ致しません。それなら、ネスカフェのバリスタの導入をオススメします。
コーヒーマシンが無料!/ネスカフェ ドルチェ グストコーヒーメーカーを導入しにくい理由
なかなか購入に踏み出せない人の声を実際に聞いてみるとこういう声が多かったです。
- マシンが高価。
- どれが良いかわからない。
- コーヒーメーカーを使うまでもないかな?マインド
マシンが高価
ピンキリですが、やはりハンドドリップで淹れるよりお金はかかります。ですが、1万円以下のコーヒーメーカーもありますし、長く使えば1杯あたりのコストの低くなってきます。
どれが良いのかわからない
ぶっちゃけどれも良いです。ただし、選び方によって「この機能はいらない」「この機能がほしい」というのが出てきます。なので、使用頻度と何を求めるのか?という部分で選ぶことをオススメしています。
コーヒーメーカーを使うまでもないかな?マインド
いつもドリップコーヒーしか飲まないから〜という人も、1杯作るのにかかる時間はどれくらいでしょうか?お湯を沸かして洗い物まで考えると、コーヒーメーカーの方が時短なる可能性があります。
結論:カフェオーナーがオススメするコーヒーメーカー3選
デロンギ
実は僕もコーヒーデビュー当時はこれを使っていました。このコーヒーメーカーのメリットは価格の安さと多様性です。ペーパーレスと書かれているように紙フィルターをセットしなくても抽出できます。つまりコーヒーの油分(コーヒーオイル)も味わえる優れもの!もちろんペーパーをセットすれば清澄化されたコーヒーも作れます。豆によっても多少の違いは出ますが、ドリッパーで言えば「メリタ」で淹れたコーヒーのような味わいになります。逆にデメリットはこのコーヒーメーカーには豆を挽く機能はついていません。なので、自分で豆を挽くか粉の状態で購入してくる必要があります。とはいえ、ミルさえあれば挽き目の調節は自分でできるので、自由度の高い抽出は可能になります。
ちなみにデロンギではハイグレードのコーヒーメーカーも取り扱っていて、ボタンひとつでカフェラテが作れるものから、お店でも使用できるレベルのコーヒーメーカーもあります。
デロンギ公式オンラインストアsiroca(シロカ)
コチラのコーヒーメーカーは自動ミル付きです。ミル付きのコーヒーメーカーは沢山あるんですが、搭載しているミルのタイプがどうも安価なものになっていて、粒度にムラが出てしまうのが問題でした。しかし、このコーヒーメーカーのメリットはコーン式のミルが付いているのと、タイマー予約機能付きなので前日の夜にセットしておけば、朝にコーヒーを自動で淹れてくれるところです。これにより朝の忙しい時間の短縮になります。ちなみにコーン式のミルがなぜ良いのか?それについてはコチラで解説しています。デメリットは使用する水の量なんですが、1杯分何mlという計量はついていないのが注意点。まぁ、セットするときに実際に飲むカップで補充すれば問題ないんですけどね。あと、一度コンセントを抜いてしまうと時間がリセットされるので、万が一コンセントを抜くときは再度設定しないといけません。
メリタ
ドリッパーでご存知の方もいると思いますが、メリタ社からも数多くのコーヒーメーカーが出ています。家庭用で使うなら一度に作れる量はそんなに多くなくてもいいと思うので、僕はこのタイプをオススメします。このコーヒーメーカーのメリットは味と香りの良さでしょう。出来上がったコーヒーを保温する機能はついていませんが、出来上がったコーヒーが煮詰まる事なく美味しくいただけます。つまり、コーヒーが美味しい間に飲んでもらいたい。というメーカーの意志が伝わるコーヒーメーカーということです。また、フィルターもドリッパーと同じものを使用できるので、買い足しがすごく楽です。これはドリッパーを選ぶときも同じ問題がありまして、ドリッパーをネットで買うのは一度きりですが、フィルターは買い足さなければならないのに近場に売っていなくて、結局ネットで購入して余分に送料がかかってしまうことはよくあるパターンです。デメリットはミルがついていない点ぐらいで、ポットの保温性が気になる方は、使用する前にポットにお湯を入れて温めておくと温度差を少なくすることができます。
本記事のまとめ
今回オススメするコーヒーメーカーはかなり迷いまいた。全自動?ミル付き?どこまでの機能が必要で、どの機能は別になくても良いのか?個人的には、飲む直前に豆を挽くのが1番香りが良くて好きなので、自動ミル付きには魅力を感じます。ですが、より美味しさにこだわるならやはり、自動ミルより自分で豆を挽く方が良いです。粉量を調節できるので。ミルが面倒な方や持っていない方は自動ミル付きが良いですよね。忙しい朝の時短になるので朝はコーヒーメーカー、お昼はハンドドリップというふうに使い分けるのも楽しみ方の一つです。一度コーヒーメーカーの購入をご検討してみてはいかがでしょうか?簡単に淹れることができ、飲む回数が増えるので、きっと今よりコーヒーが好きになりますよ。
コメント