家でコーヒーを美味しく淹れることができないと悩んでいませんか?実はこの記事で紹介する『美味しいコーヒーが淹れられる理由』を知ることで、誰でも美味しいコーヒーが作れるようになります。
なぜなら、多くの人はコーヒーの作り方を何となく知ってはいますが、動作の理由や味が作られる仕組みなどを理解している人はほとんどいません。つまり、すべて“何となく”で作ってしまっているから美味しくならないんです。
『美味しいコーヒーが淹れられる理由』を知ることで、コーヒーが美味しくなる仕組みが理解できるようになります。更に、この記事では『美味しいコーヒーの定義』を紹介し、教室に参加すると美味しいコーヒーが作れるようになる理由も紹介します。記事を読み終えると、わざわざカフェに行かなくても家で美味しいコーヒーを淹れられるようになります。
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コーヒー教室で教わることは「美味しいコーヒーの淹れ方」ではない
多くの人が勘違いしていることがあります。それはコーヒー教室で『美味しい淹れ方』を教えてもらえると思っている事です。実はコーヒー教室で教わることは『美味しいコーヒーの作り方(見つけ方)』です。
「淹れ方」ではなく「見つけ方」を教える理由
結論から言うと美味しいコーヒーか判断するのは飲む人が決めることだからです。つまり、美味しい淹れ方を教わるということは”この淹れ方で作ったコーヒーが美味しい”と決めつけてしまう事になるからです。コーヒーは嗜好品で、他人と同じものを飲んでも「美味しい」と感じるとはかぎりません。なので“これが美味しい”ではなくて”こうすれば味が変わるよ”ってことを教え、自分で好みの味のコーヒーを淹れられるようになる方法をお伝えします。
コーヒーの味の組み合わせは”無限”に存在する
そもそもコーヒーの味は産地・品種・焙煎度合い・粒度・粉量・抽出方法など、いろんな要素でできていて、どれかひとつ違うだけで味は変わってきます。そこにブレンドコーヒーなども合わせると、味を決める組み合わせは無限にあると言っても良いです。そのなかから1回の教室で好みの味を見つけるのは至難の業です。なので見つけ方のコツ・好みの味への調整の仕方を知ることが大切なんです。
コーヒー教室の流れ
- コーヒーの作られ方・知識をインプット
- 再現性を高めるために重要な要素を学ぶ
- 実際に何度も淹れて飲み比べ
全体を3つのステップに分けて伝えるようにしています。ただ淹れるだけでなく、コーヒーの作られ方からしっかり理解できる内容を考えています。
コーヒーの作られ方・知識をインプット
いきなり具体的な淹れ方を伝えても絶対にダメです。どのようにしてコーヒーが作られ、味が作られるのか理解してもらいます。最低限の知識をインプットして、聞かれたら答えられるようになってもらいます。
再現性を高めるために重要な要素を学ぶ
コーヒーメーカーが毎回同じ味のコーヒーを作れる理由は、各工程でしっかり管理されたことを一定におこなっているからです。毎回味が違うのは、毎回味を決める要素が一定でないからです。ここでは再現性を高める方法を伝えます。
実際に何度も淹れて飲み比べ
コーヒーを作るときに注意する部分を伝えて実際に淹れてもらいます。そして、いろんな要素を変えて淹れてもらい、味がどう変化するのか体験してもらいます。終盤には「こういう味にしたい」と決めて、その味に近付けるためにどこをどう変えればいいのか予測してから淹れることもします。
本記事のまとめ
「淹れ方はこうですよ」ということを教わっても美味しく淹れれません。その理由は味を決める要素は無限にあって、どれかひとつでも違うと味が異なるからです。なので、大切なことは自分で好みの味を再現する力を身に付けることです。
コーヒー教室に参加しても、家で使っている豆や道具が違うと教室で美味しいと思った味になりません。家にある豆や道具で自分好みの味のコーヒーを作れるようになってもらうことがコーヒー教室の目的です。
教室で知ったことを忘れないように、定期的にSNSで注意喚起もしっかり行います。本当に家で使えるスキルを身に付けるために、コーヒー教室に参加してみませんか?
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